『太川蛭子の旅バラ』新企画
「えびつるの村おこし旅」
の旅番組の制作者さんとの出会った時の話し...
どこに出会いがあるか分からない。
自分がやっていることが別の目的で必要とされるとは...
おもしろいもんだと思った。
”焼いもカーは万能キッチンカー”の説明 |
撮影の合い間に菊地亜美さんと記念撮影 |
【出会いはある日突然】
ある日の仕事帰り、旅バラの制作者さんから僕の携帯に着信があった。知らない番号からなので焼いものお客さんかと思ったらテレビ番組を作っている人だったのでとても驚いた。
でも話が面白そうだったので、すぐその場でお会いする約束をした。
何が面白そうだったかといえば、焼き芋カーを調理器具にした新企画の旅番組の話しだったから。
しかもまだ一般的には誰も知らない、準備段階からの参画だったのでとてもワクワクした。
最初はエッっと思ったが、内容や日程を聞いているうちに、この準備は僕じゃなきゃできないって思えた。
全部僕ができるわけじゃなくて、できる人を僕が知っているからその人達とチームならできそうだという意味。
【会って感じたこと】
ディレクタ-さんたち達に会って話しをし、一緒に作業して感じた。テレビ局で番組作っている人は面白い、楽しそうだ。仲間同士で対立して真剣に話し合っていたかと思えば、通じ合って急に大笑いしたり、こんな楽しそうにキラキラした目で仕事してる人達はいい。
おそらく僕には理解できてない深い仮説を共有して臨んでいるんだろうなぁ。
考えることも話しの内容も突拍子もない発想も論理的な話し方もいい。かなり知的な人達の雰囲気もあるが、全然いやらしさを感じない、むしろ清々しいからいい。
なんかワクワクする。僕もこの人達と一緒に仕事をしてみたいとその時から思い始めた。
何より、僕に期待して声をかけてくれた事が嬉しい。今まで僕がやってきた事が認められた気がした。
よし応援しよう、絶対成功させる、そう思った。
【撮影を終えて】
実際の撮影現場は、テレビでしか会えない芸能人の方が目の前にいるし、聞きなれない専門用語は飛び交っているし、場違い感がはんぱなかった。
ワクワクとドキドキ、期待と不安を行ったり来たり。
とても緊張したけど、とても楽しかった。
蛭子さんの良さは見た瞬間の感想を素直に声に出すところだと思った。でもそれって子供のような素直な残酷さでもある。
蛭子さんが焼き芋カーを見た最初の言葉は、
「なんだよ~」
「ずいぶん汚ねえなぁ~」 でした。(笑)
実は ちょっとショックだった。
よし!
もし次の機会があったら、
絶対に気合いを入れて磨き込む...
ピカピカに...と、ひそかに思った。